倍率によって効果を発揮しない手法
オンラインカジノ以外でも、モンテカルロ法は使われることがありました。
FXが代表的なもので、使われることで勝てる可能性も持っていましたが、揉み合い相場に弱すぎる欠点があり、結果的にオンラインカジノ以外では使われなくなりました。
しかもオンラインカジノでも、特定のゲームでしか使われない問題点があります。
配当3倍のゲームでしか効果を発揮しない
2倍のケースでは、モンテカルロ法を使っても思ったほど勝てないケースがあり、結果的にお金が増えないまま終了するケースもあります。
増えないなら2回目のプレイをしてもいいですが、時間がないのにゲームを追加することが難しいと考えられる面もあり、オンラインカジノでは2倍でモンテカルロ法を使う人はほとんど居ません。
3倍以上の配当がもらえるゲーム、特にルーレットで使われている方法であり、むしろルーレット限定で考えたほうがいいかもしれません。
ルーレットの場合は、2倍と3倍が用意されているので、モンテカルロ法が使えるラインに達しており、しかも稼ぎやすいところがメリットとなっています。
バカラやブラックジャックでは効果が薄い
勝ちやすいゲームとしては、バカラやブラックジャックも用意されていますが、マーチンゲール法が使えたこの2つのゲームに対して、モンテカルロ法が使いにくい問題を抱えています。
3倍の配当を持っていないのが原因で、モンテカルロ法で一番勝ちやすいケースに持っていけないのです。
勝ちやすい状況を作りたいのに、勝てない状況を作ってしまうことで、モンテカルロ法で失敗することもあります。
2倍では効果を発揮してくれない、効果を発揮しても薄いと考えていれば、すぐにブラックジャックやバカラでモンテカルロ法を使わなくなります。
3倍こそが効果を発揮してくれる理想的な数字になっているので、3倍にしてくれるゲームがないとあまりいい効果は得られないのです。
ゲームを確認してからプレイを
モンテカルロ法は、ゲームを確認してプレイしたほうが効果を発揮しやすいですし、理想的な配当を得られる可能性が高まります。
ゲームの倍率を見ておけば、モンテカルロ法が適切なのかもすぐに分かってきます。
過去に使われていた方法ではあるものの、主体となっているのはルーレットであり、現在でもルーレットで活躍しているものです。
モンテカルロ法を使う際には、マーチンゲール法と違って色々なゲームに適応しない点に気をつけておきましょう。
一発勝負向けの方法ではない
一発勝負も楽しめるのがオンラインカジノのいいところですが、モンテカルロ法は一発勝負をするために用意された方法ではありません。
マーチンゲール法も地道に増やしたいユーザーのために用意されたものですが、モンテカルロ法も同様に地道に増やすための方法として考えられたものです。
その上で勝率なども含めて、少しでもオンラインカジノで勝つために使われている手法です。
1回で多くの利益を出すことはできない
モンテカルロ法は、1回勝負で大金を得るのではなく、地道に増やして負けを減らしていくための方法です。
いきなり大きな金額を入れてしまうと、結果的に負ける可能性が高くなります。
モンテカルロ法は、更に数字を消していく作業もありますので、倍率は3倍までの小さいものに限定されて、とにかく負けを増やさないことを主体としています。
負けないことで勝った時の利益を増やしながら、ある程度安定させることを狙っている方法です。
使っているユーザーの多くが、モンテカルロ法で安定感を図り、そしてゲームで勝った時の利益をある程度残しています。
負けてしまうと、オンラインカジノでは出金することも難しいですし、手数料でかなり無駄になります。
この無駄を捨てること、そしてオンラインカジノでの勝率アップのために、モンテカルロ法は地道な手法によって稼げる状況を生み出してくれます。
ローテーションが終わる時に利益が出ている
最初に書いた数字が消えたり、後1つか2つしかない場合は終了となります。
多くの場合は、1つくらいは数字が残ってしまうのですが、足し算ができなくなったり、数字を消した時に何も残らない状況では使えません。
つまり最低でも3つ以上の数字が必要で、モンテカルロ法はとにかく消えるまでは続行しますが、2つ以下になれば強制的に終了することになります。
一発勝負をしているわけではないので、得られる利益もさほど大きなものではありません。
そして増えている金額によっては、そんなに勝った実感は無いかもしれません。
でもマイナスを増やさないことが大きな良さなので、むしろ減っていないことをプラスとして捉えたいところです。
消えている時に利益がそれなりに出ている、目標としている金額よりも高くなっているなど、メリットが得られているようなら安心してプレイを続けてください。
モンテカルロ法は、数字を消してくれる状況をしっかり作り出して、ある程度利益が出ていることがわかっていれば、継続して使えます。